

Webマーケティング施策を成功させるために、自社のコンテンツをもっと多くのユーザーに見てもらいたいものです。
そのためには、SEO対策を正しく行うことで記事の検索順位を上げることが重要です。
ここでは、無料アクセス解析ツールを有効活用して検索順位を上げる方法をお伝えしていきます。
アクセス解析ツールを用いて現状分析をする
記事の検索順位を上げるためには、アクセス解析ツールを使って分析をすることが必要です。
以下で紹介しているアクセス解析ツールは全て無料から利用することができるので、是非試してみてください。
キーワード比率を3~5%に設定する
検索上位を狙うためには、1記事につきロングテールキーワード(2~3キーワード)を設定するのが基本。
単体のビッグキーワードは競合が膨大すぎて、上位を狙いにいくのが大変困難なためです。
設定したキーワードの出現比率は、記事全体の3~5%となるのを目安にすることで検索エンジンにキーワードを認識してもらえる確率が高くなります。
記事ができたらファンキーレイティングというツールで記事のキーワード出現比率をチェックしましょう。
Google Serch Consoleで検索ワードや検索順位を調べる
Google Serch Consoleでは、主に以下のようなことが分析できます。
- ページのクリック数
- クリック率や掲載順位
- クエリ(ユーザーが検索時に入力する単語)
これらを活用することで各記事がどのような検索ワードで見られているのか、サイト内でもっとも有力なページはどれか、などが分かります。
また、検索キーワードごとの検索順位がわかるようになっており、予期せぬキーワードで上位表示されていることも把握できます。
GRCで狙ったキーワードの検索順位を調べる
GRCを使うことで作成した記事で狙っているキーワードにおける自サイトの検索順位がわかります。
また、ライバルチェックとしても使うことができ、順位が高い競合サイトも知ることができます。
Google Analytycsで自サイトを訪問した人を分析する
Google Analytycsでは、実際に自サイトを訪れた人の情報が分かります。
ユーザーの属性や訪問時間、流入チャネル、ページ速度、離脱率など様々な情報を得ることができます。
Google Analytycsの検索結果をもとに、傾向と対策を考えてPDCAサイクルを行います。
検索順位を上げるための施策を考え続ける
アクセス解析ツールは、ただ使うだけでは意味がありません。
結果を分析し、課題を洗い出し、原因を仮定し、改善を繰り返していく必要があります。
分析結果を元になぜ順位が上がらないのかを考える
アクセス解析ツールで分析した結果、見えてくる原因が必ずあるはずです。
そこで、課題を挙げて原因をひとつひとつ洗い出していきます。
課題例)設定したキーワードで検索順位が上がらない
考えられる原因として、
- 設定したキーワードが反映されていない
- 同じキーワードに競合が多い
- 記事内のキーワード数が少ない
- 離脱率が高い
などが挙げられます。
不備があったら改善していく。
次に、洗い出した原因に対し解決策を講じていきます。
例)設定したキーワードが反映されていない
- タイトルにキーワードを含める
- 記事内のキーワードの出現率を高める
例)同じキーワードに競合が多い
- キーワードを1つ増やした記事を新たに書く
(競合の少ないロングテールキーワードを探す) - 内部リンクで該当ページにアクセスを促す
例)離脱率が高い
- 読みやすい文章にする
- キレイなデザインに変更する
- ムダな装飾や広告を減らす
- ページ表示速度をあげる
例)ページ表示速度が遅い
- サーバーの見直し
- 画像ファイルの最適化
- 不要なプラグインの削除高速化
定期的に順位をチェックしていく
課題を分析して解決策を講じながら、定期的に順位を確認します。
良い結果が出ていれば施策を継続します。
改善していない場合は、繰り返し「課題を分析→解決策を講じる」といった作業を行います。
地道ではありますが、少しずつ結果が付いてくるはずです。
検索順位を上げるには、日々のサイト改善が必要!
記事の検索順位を上げ、ユーザーにコンテンツを見てもらうためには、SEO対策が必須です。
アクセス解析ツールをうまく用いて、正しく効率的にSEO対策を行いましょう。