



知りたいことを調べている間に気付いたらもうこんな時間に…なんてことはありませんか?
ネットの検索方法は意外にも奥が深く、さまざまな種類の検索方法や検索ツールが存在します。
ここでは問題解決のための基本的な検索方法・種類や検索ツールについて解説していきます。
目次
検索方法を知らないと損をする!
ネット検索方法は、知らないと非常に損です。
たとえば、
- 問題解決が早くなる
- 仕事効率が早くなる
- 無料で使える
といったメリットしかなく、デメリットはありません。
ひと昔前だと、本や辞書で調べたり、人に聞かないとわからなかったことが多かったので、今の時代にこれを活用しない人は時代に取り残されてしまうでしょう。
検索方法の基本「キーワード検索」
キーワード検索はもっとも基本的な検索方法です。
キーワード検索は、1~4つ程度のキーワードで検索する方法が一般的です。
まずはキーワード検索で検索して問題を解決するのが最初に行うべき検索方法です。
キーワード検索のやり方
検索したいキーワードとキーワードの間に半角スペースまたは全角スペースを入れる。
キーワード検索でも解決できないなら?
もし通常のキーワード検索でも解決することが難しいのであれば、次の検索方法を試してみましょう。
英語で検索してみる
世界中のネットを深掘りしてキーワード検索すると問題解決できることもあります。
やり方は、
- 検索してみたいキーワードを英語に翻訳
(グーグル翻訳などを使う)
- 検索窓にコピペして検索
- ページを訳す
翻訳に少し時間はかかりますが、上手くいけば海外のWebページに掲載されている情報で問題を解決することができます。
質問型サイトを使ってみる
質問型サイトで質問をすると、知っている人から回答がもらえて解決することもできます。
ジャンルによって質問できるサイトが異なります。
オールジャンル(なんでもOK)
オールジャンルの質問型サイトでおすすめなのは2つあります。
どんな質問でも幅広く受け付けてくれるのが上記2サイトです。
エンジニア向け質問型サイト
エンジニアに特化した質問型サイトもあります。
上記の2サイトだとエンジニア向けの質問を解決できる人がいなかったりします。
エンジニア向け質問型サイトなら、技術的な内容でもしっかりと回答してくれます。
プログラミングなどのIT系技術に関する質問は上記3サイトがおすすめです。
Google検索方法
Google検索のさまざまな種類の検索方法について紹介します。
完全一致検索
目的:キーワードを100%一致させたい場合に用いる検索方法です。
方法:キーワード
具体例:「MBA留学のための英語対策」でGoogle検索すると英数・漢字・かな、全て完全一致した検索結果が表示され、必要な情報が得られます。
特定のキーワードを除外
目的:特定のキーワードをGoogle検索時に除外します。
方法:除外するキーワードの前に「-」(ハイフン)を付けます。
具体例:「王将 -餃子の王将」でGoogle検索すると大阪王将の情報が検索結果に現れます。
AND検索
目的:複数キーワード検索の精度を上げたいときに使います。
方法:複数キーワード検索時にスペースの代わりに「+」または、「AND」を使用します。
具体例:「英語 AND ワーホリ AND TOEIC」でGoogle検索すると、3つのキーワードが全部入っている記事が表示されます。
OR検索
目的:いずれかのキーワードが含まれているwebページを検索したいときに使います。
方法:スペースの代わりに「OR」を使用します。
具体例:「バックパック OR リュックサック」でGoogle検索することで、背負う鞄について調べることができます。
サイト内検索
目的:特定のサイトの中で情報を探したいとき、特にサイトに検索枠が設置されていない場合に役立ちます。
方法:「site:URL キーワード」URLの後スペースを空けてキーワードを入れます。
具体例:「site:www.osaka-osho.com/store/ 東京」でGoogle検索すると、大阪王将の東京の店舗が載っているページが検索されます。
タイトル検索
目的:ページのタイトル内に含まれているキーワードを検索します。
方法:キーワードが1つの場合は、「intitle:キーワード」、キーワードが2つ以上の場合「allintitle:キーワード1 キーワード2」で検索します。
具体例:「intitle:留学」「allintitle:留学 オーストラリア」とGoogle検索すると、タイトルに「留学」「オーストラリア」の言葉が入っている記事が検索されます。
本文検索
目的:本文に含まれているキーワードを検索します。
方法:キーワードが1つの場合「intext:キーワード」、キーワードが2つ以上の場合は「allintext:キーワード1 キーワード2」で検索します。
具体例:「intext:留学」「allintext:留学 オーストラリア」とGoogle検索すると、文章に「留学」「オーストラリア」の言葉が入っている記事が検索されます。
URL検索
目的:URLに含まれるキーワードを検索する
方法:キーワードが1つの場合は「inurl:キーワード」、キーワードが2つ以上の場合は「allinurl:キーワード1 キーワード2」で検索します。
具体例:「inurl:ryugaku」「allurl:ryugaku australia」とGoogle検索するとURLに「ryugaku」「australia」が入っているサイトが検索されます。
関連サイト検索
目的:高い類似性のある関連ページを検索したい、競合を探す、参考サイトを検索します。
方法:「related:URL」で検索します。
具体例:「related:https://kinokuniya.co.jp」紀伊国屋をGoogle検索すると、Amazonや岩波書店、hontoなどの競合サイトが検索されます。
不明なワード検索
目的:人の名前や地名など記憶があいまいだけど一部のフレーズはわかる場合に使います。
方法:わからない部分に「*」を付けます。
具体例:「*男dism」とGoogle検索するとOfficial髭男dismが検索されます。
PDFなどを対象検索(拡張子指定)
目的:論文などのPDFやDOCに絞って検索します。
方法:「キーワードfiletype:pdf」「doc」「docx」「ppt」「pptx」などに変えて調べられます。
具体例:「アドラー心理学 filetype:pdf」で検索するとアドラー心理学に関するPDFの資料が検索結果に出てきます。
ソーシャルメディアを検索
目的:TwitterやインスタグラムなどのSNSからの情報を得られます。
方法:「キーワード @Twitter」もしくは「@instagram」で検索します。
具体例:「沖縄の海 @instagram」でGoogle検索するとインスタグラムの沖縄の海やビーチなどが検索結果に出てきます。
もっと簡単に使いやすく!Google検索ツールの種類
Google検索をもっと簡単に便利に使える方法が、Google検索ツールです。
Google検索ツールは、文字を入力したりすることなくクリック一つで簡単に最新情報や調べたいものが調べられます。
使用言語で検索ツール
目的:日本語のページだけを検索にかけます。
方法:google検索覧の左下の「ツール」→「すべての言語」→「日本語ページを検索」に変更します。
海外アーティストについて調べるときに英語のサイトは読めないので避けたい。
そういう方は、「日本語のページを検索」を選択することで、英語の名前を入れても日本語で調べることができます。
期間設定ツール
目的:最新情報、または特定の期間の情報を得られます。
方法:google検索覧の左下の「ツール」→「期間指定なし」→「1時間以内」に変更します。
1時間以内、24時間以内、1週間以内など期間を設定することで最新の情報が得られます。
また、特定の期間に限定して検索することもできます。
完全一致検索ツール
目的:商品名、調べたいものの名称が100%わかっている場合に調べる方法です。
方法:google検索覧の左下の「ツール」→「すべての結果」→「完全一致」に変更します。
検索結果に対して、キーワードを完全一致にするか不完全一致にするかをクリック一つで選ぶことができます。
検索方法をスキルアップして問題の早期解決へ
検索方法をスキルアップしていくと、問題をカンタンに解決することができます。
つまり、仕事の進め方やプログラミングのスキルアップでわからないということがほとんどなくなります。
パソコン初心者の人は、検索方法を身につけることから始めてみてもいいかもしれません。