



フリーランスや在宅ワーカーの一番の悩みが「どうやって仕事を受注するか」ということ。
その点、ポートフォリオがあれば、案件の提案や自身を売り込む際の強力なツールに!
受注実績がなくても自身の能力や強みをアピールできます。
実績のないフリーランスはいますぐ「ポートフォリオサイト」を作るべきです。
フリーランスは、ポートフォリオサイトを作り方を覚えておくといいでしょう。
もしポートフォリオサイトの作り方がわからないのであれば、この記事で習得してみてはいかが?
- 在宅ワーク初心者
- 何からはじめたらいいかわからない…
- 高単価の仕事を受注したい!
目次
そもそも「ポートフォリオ」とは?
「ポートフォリオ」とは、簡単に言うと「作品集」。
クリエイティブな職種であれば、就職や転職活動の際に必要です。
たとえば、Webデザイナーが案件の提案をするとします。
- 「シンプルなデザインが得意です。お役に立てます!」と言葉で伝える
- 作ったWebサイトを直接見てもらう
さて、どちらが信頼や共感を得やすい提案でしょうか?
断然、②のWebサイトを直接見てもらう提案のほうが、受注確率は高いです。
ポートフォリオさえあれば、受注実績がなくても、受注の可能性を挙げられます。
ポートフォリオは単なる作品集ではない!
ポートフォリオは単なる作品集ではありません。
自分を売り込んだり、アピールするためのツールです。
売り込みたい相手に、何を伝えたいのか、何を売り込みたいのかを具体的にすることが目的です。
- 誰に見せるのか?
- 何を伝えるのか?
を意識しよう!
ポートフォリオを作るメリットとは?
ポートフォリオサイトを作るメリットについて挙げていきます。
自分を知ってもらう
いくらデジタルでコミュニケーションが完結する世界でも、仕事をするのは人間同士。
クライアントも、素性が全くわからない人には依頼する気にはなれません。
顔や経歴がわかった方が仕事を任せる側も親近感を得ます。
自己アピールする
提案の際、ポートフォリオサイトに資格・スキル情報を掲載すると効果的です。
ポートフォリオサイトに掲載しておくと、提案時の掲載漏れ防止にもなるので便利です。
営業活動の自動化
自分の好きなジャンルのことをSNSやブログで発信していると、そのジャンルに関するオファーやスカウトが来ることも。
公開できるSNSアカウントがあれば、SNSにもポートフォリオサイトのURLを掲載しておきましょう。
提案時の自己紹介の手間が省ける
提案するときは、必ずしも一発で受注できるとは限りません。
10件応募してようやく1件受注できる場合もあります。
そんなときに、いちいち自己紹介の文章を長々と書く必要もなくなります。
詳しくはポートフォリオサイトを見てください、の一言で完了です。
ライバルより飛びぬけて見える
ポートフォリオサイトがないフリーランスはまだまだ多いです。
ポートフォリオサイトを作っておくことで、ライバルをたくさん蹴落とすことができます。
30人応募していたら、5人以下にまで絞られるといったこともあるでしょう。
受注実績がない場合のポートフォリオサイトの作り方
面接などでは、印刷したポートフォリオを持参するというケースもあります。
しかし、フリーランスであれば大半の仕事やり取りがWeb上になる場合も多いです。
そこでポートフォリオサイトを作成しておいた方が後々ラクになります。
実績ゼロの場合は作品を作る
もしも実績がゼロの場合は、仕事を受注して作った作品を載せる必要はありません。
ポートフォリオサイトを見た人が、完成型をイメージしやすい作品であればOKです。
ただし、知識がない人が1から手作りでサイトを作ろうとすると、時間とお金もかかります。
途中で断念してしまう可能性が高いです。
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ポートフォリオサイトは無料サービスで作れる?
ポートフォリオサイトの作り方はさまざまあります。
ポートフォリオサイトの作り方を大きく分けると2種類です。
- 無料サービスを使う
- 自分でサイトを作る
無料サービスを使う
感覚的にサイトを作れてしまうのが無料サービスです。
ただし、Webデザイナー志望の人は無料サービスでポートフォリオサイトを作ることは絶対に避けたほうがいいです。(Webサイトを作ることができるなら、ポートフォリオサイトごと売り込むべきです。)
Webデザイナー志望でないなら、無料サービスを使ってポートフォリオサイトを作るのはアリでしょう。
自分でサイトを作る
自分でサイトを作るのは、もっとも賢明な手段です。
オリジナリティやアイデアをアピールでき、自分らしさを出せるからです。
サイトデザインにこだわるなら、Wordpressでポートフォリオサイトを作るのがおすすめ!
チェック超初心者向け!Wordpressインストール入門!構築まで簡単4ステップ?
Webデザイナー志望ならHTMLとCSS、Javascriptで作るのが無難です。
ポートフォリオサイトの基本的な作り方
ポートフォリオサイトの基本的な作り方について説明します。
ポートフォリオサイトに明記しておくべき情報
ポートフォリオサイトに必要な情報は以下です。
- 自己紹介
(名前、活動拠点、略歴など) - 営業文
- スキル
- SNS
(Twitter、Facebookなど) - ポートフォリオ
(力を入れたポイントやどこにこだわったのかなどを書く) - サービスメニュー
- 料金体系
- 問い合わせ先
1ページに凝縮する
クライアントは、少ない時間で多くの応募者の中から採用者を決めなければなりません。
そのため、ポートフォリオサイトが見づらく、サイトの隅々まで見てくれることはほぼありません。
ポートフォリオの内容は、なるべく1ページに凝縮し、細かい内容は各ページごとに掲載するという作り方がもっとも適切です。
ジャンルを明確にカテゴリー分けする
ポートフォリオサイトの基本的な作り方として、ジャンルをはっきり明確に分けておくことです。
Webデザイナーなら、
- 企業向け案件
- 美容院向け案件
- 飲食店向け案件
といったイメージです。
こうすることで、クライアントのイメージに近い作品を見せることができます。
アピールするときの注意点「ジャンルを狭くしない」
ポートフォリオを作成する際によくやりがちなのは、得意なジャンル・技術を使った作品ばかりを作ってしまうことです。
案件に上手くマッチングできた場合はいいですが、受注できる仕事の幅は狭いです。
幅広い知見や技術があることをアピールできたほうが、
- 幅広いジャンルの案件に応募できる
- クライアントが想定していないアイデアを提供できる
といったメリットがあります。
もとより、多ジャンルに挑戦してきたという努力をクライアントに評価してもらえます。
そのため、ポートフォリオサイトに載せる作品はわかりやすくジャンル分けしておくといいでしょう。
ポートフォリオを作って受注確度を爆上げしよう
フリーランスであれば、まずは簡単なポートフォリオサイトを作ることから始めましょう。
自己PRを簡略化・見える化するにはポートフォリオサイトが最適です。
また、ポートフォリオサイトを作って終わりではなく、
- こまめにサイトを更新
- ポートフォリオを追加
しておくことを忘れないようにしましょう。
ポートフォリオサイトが充実すれば、何もしなくてもお仕事の相談が来ることもあります。
ポートフォリオを使って能力・強みをアピールし、受注につなげていきましょう!